Charm.jsを更新しました。
最新バージョンは3.4.0です。
今回の更新で出来るようになったことは次の2点です。
- Charm.js処理前の拡張機能を追加できるようになった
- <script>タグのdata属性だけで保存キーを変更できるようになった
前処理用の拡張機能
v3.4.0からはCharm.jsの処理前に動かすコードを追加できるようになりました。
具体的な拡張コードは1つ配布準備を進めていますが、まだ調整中なのでもうしばらくお待ちください。
配布を開始した際には拡張機能の記事で解説予定です。
ファイルを変更せずに保存キーを変更
今回のバージョンから、script本体を呼び出すタグだけで保存キーが変更できるようになりました。
具体的には data-charm-storage=”変更したいキー名” のように指定します。
例えば、保存キー名を「lanama」に変えたいときは↓のように書きます。
<script src="charm.js" data-charm-storage="lanama"></script>
この保存キーで登録した名前を使用するページでも、同じようにdata-charm-storageをつけてscriptタグを書いてください。
今までは、別の保存キーで使用したい場合は編集したファイルを用意していただきましたが、保存キーのみ変更したい場合はこの方法で設定できます。
CDNでも保存キーを変えることができます。ナノのようにディレクトリ単位で区切られたサービスでも、CDN利用で独自の保存キーを使うことができます。
<script src="https://cdn.jsdelivr.net/gh/mizuna-shima/charm@main/public/charm.min.js" data-charm-storage="lanama"></script>
シリーズごとに登録フォームを用意して管理したい場合も、シリーズ分Charm.jsを用意しなくてよくなりました。同じファイルを使いまわせば読み込みも効率化できますので、ぜひご利用ください。
補足:本体のスクリプトファイルの変更よりも、data属性での指定の方が優先されます。
GitHubのCDNも最新化済みです。
今後ともCharm.jsをよろしくお願いいたします!